コラム

 公開日: 2017-02-09  最終更新日: 2017-02-10

「庭木選びで失敗しないために知っておくべき3つのポイント」その3

お庭の専門家
竹田和彦です。

庭木選びで失敗しないために知っておくべきポイントの1つは、
庭木は植える環境に非常に左右さるということでした。

庭木を植える環境といっても、出雲市内に植えるのに、南国と北国のような大きな差が出てくるわけじゃあるまいし、そんなに重要なことだろうか、と思われるかもしれません

確かに、出雲市内の環境は、そんなに大きく変わるものではないですね。市内を移動していて、急にTシャツからコートを羽織るなんてことはまずないでしょう。
そう考えるのは、環境といって思いつくのが気温だからではないでしょうか。

旅行に行くときに一番気にするのも
気温ですもんね。海外旅行になるとなおさらです。
気温差対策が出来ていないと、体調を崩しかねません。
しかし、市内では気温はさほど変わりませんから、あまり意識することはありませんね。

もちろん、庭木にとっても出雲市内の気温差はさほど問題ではありません。
だったら環境の何が問題なんだ!

実は庭木に問題なのは、「光」なんです。

思い出していただきたいのですが、中学の理科で「光合成」という言葉を習いました。
「光合成」は植物にとって欠かすことの出来ない大切な生きるための活動でしたね。

ちょっとおさらいしてみましょうか。
「光合成」は読んで字のごとく、光を合成することです。何のために合成するのか。
それは、植物が生きていくための栄養分を作るためでしたね。そうです、栄養分とはデンプンでした。

当然のことですが、「光合成」には光が必要です。
つまり、光が充分に得られなければ、庭木は栄養を得ることができないわけです。
人で言えば、絶食状態~

それでは、太陽が十分に当たる南庭なら何でも育つのか・・・
それが違うんです。そこが事態をややこしくしているのです。

実は、光が沢山欲しい庭木と、半分くらいでいい庭木と、少しあれば十分な庭木があるのです。
沢山光が欲しい庭木を「陽樹」
少しの光で十分な庭木を「陰樹」と呼びます。
庭木の種類によって違うんですね。

しかも、光は少しあれば十分な庭木に、沢山の光を当てると傷んで衰退してしまいます。
つまり、光の量は、そこで育つ庭木の種類を決定してしまうわけです。

ここで少し疑問におもいませんか?
家の外なんて、どこも昼は明るくて、夜は暗いもんじゃないのかと・・・
昔の蔵のように、真っ暗な場所なんてあるのかって・・・・

そうですよね。家の外なら大体明るいはずです。
しかし、よくよく見てみると、家の南側は特に明るいですね。
そして、東側は朝だけ明るくて、西側は夕方に日が差します。
北側については、軒下はいつもくらいですね。

よく観察すると違いが分かってきます。
この、僅かな違いが、庭木には大きいのです。
家の周りの環境の違いを微気象空間といいます。

私たちには足という立派なものがありますから、居場所が悪ければ移動できますが、
庭木には残念ながら足がないので、一生植えた場所で育つしかないのです。
ほんの1メートル先にはもっといい場所があっても、その場所で耐え続けなければいけないわけです。
だからこそ、植える場所は大切なんですね。

それでは、どんな庭木は光が沢山必要で、
どんな庭木は少なくて良いのか。

次回は庭木の種類別にお伝えしましょう。

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