プロTOP:竹内政治プロのご紹介
畳の良さをさまざまな形で提案します(1/3)

職人の技が光る三代目
松江市石橋町にある竹内畳店の作業場に足を踏み入れた瞬間、イグサの良い香りに包まれました。3代目の竹内政治さんが機械を使って畳の縁を縫う作業の真っ最中です。
竹内さんは畳職人の1級畳制作技能士。部屋の形状に合わせて畳の一部を切り取ったりする「切り欠き加工」作業は機械では無理。長いたたみ針を器用に操って畳縁(たたみべり)をきれいに縫う手つきは、まさに職人技。「昔と違って畳づくりも機械化が進みましたが、細かい仕上げは手仕事になります。そこが職人の腕の見せどころですかね」。
作業場に、2代目で代表取締役の昭雄さんが登場しました。昭雄さんも1級技能士。「畳の良さは夏ひんやりと、冬は暖房した空気を逃すことなく保温してくれる温度調節機能があること」と話してくれました。湿度調節機能も高く、多い時は1畳あたり500ccの水分を吸収してくれるといいます。
また、畳にごろんと寝転ぶと気持ちが良かったり、畳の上で本を読むと頭に入りやすいのは畳のリラックス効果だそうで、畳の部屋で勉強した子供たちの成績が全体の平均より良かったという研究報告もあるそうです。そうした畳の良さを広めたいと、竹内畳店はさまざまな活動に取り組んでいます。
竹内畳店は1948年の創業。昭雄さんの父は、大阪で公務員をしていましたが戦争で実家がある松江市に疎開。空襲で大阪の家をなくしたため畳屋だった親せきのつてで、畳店を始めました。小さい時から父親の仕事を手伝っていた昭雄さんが家業を継ぐのは自然の成り行きでした。3代目の政治さんはお婿さんです。実家は松江市内、男3人兄弟の真ん中という家族環境でした。仕事で竹内畳店に出入りしていたのを昭雄さんに見込まれ、長女の玲子さんと結婚、竹内畳店の3代目を継ぐことになりました。
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