コラム

 公開日: 2013-02-05 

オフコンソフトからパソコンERPへ

 平成元年に日経から表題「ペーパーレス会計システム」なる書籍が発売されています。これが日本における最初のERP会計の仕組みを解説した文献と私は考えます。

既存会計の基本はまず手書き伝票ありきから始まり、それぞれの台帳へ伝票を回覧し転記させます。売掛帳・仕入帳・仕訳帳・総勘定元帳・在庫台帳・・と記帳職員を随所に配置しました。 

 昭和55年頃(1980年)から日本製のオフコンが発売されると、IBM製のコンピュータより一桁安いために多くの企業で採用されるようになりました。その後プラットホームが共通化されたWindows95が発売されるとパソコンパッケージで業務別「販売」「仕入」「経理」「給与」ソフトが市場を席捲し今日にいたっています。一方でパソコンに比較してハード性能が低いオフコンは姿を消しました。振返るとオフコンは高額な納品伝票発行機でした。

平成に入るとオフィス業務を統括した、統合型会計システムなるERPが、アメリカ・ドイツから輸入されるようになりました。オラクルやSAPです。E:エンタープライズ(企業) R:リソース(資源) P:プランニング(計画)が語源です。

 例えば、売上データは入力と同時に「販売」のみならず、経理データや出庫データとしても捉える手法です、データを一元化しました。業務をまたいで重複入力することがなくなり、飛躍的に入力データが減少して、業務の省力化・迅速化が進み正確な会計処理が実現しました。

 しかし、ERPを構築するにはデータベースシステムの導入が必要条件でした。が、オフコンでは性能が低くて開発が進まず、安いパソコンのデータベースシステムが輸入されるまで、汎用コンピュータを所持する大企業以外では最近までERPは利用できませんでした。
(続く)


石飛妙盛堂代表 石飛茂柾
島根県出雲市湖陵町差海719-3
電 話(0853)43-1430
FAX(0853)43-2572
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