コラム

 公開日: 2011-08-26  最終更新日: 2014-06-03

虫太郎の伝言板 ⑧

虫の文化史(虫偏の虫)⑧
―人と虫が奏でる文化―

ムシを食べよう②

「セミ」はピーナッツの香り

「虫を食べよう」の続きです。

虫には食べると美味しい虫が沢山あります。食通を自負する人は、「虫の味」も追求すべきです。
その参考になさっては?

長野県の居酒屋では、「セミのから揚げ」が良く出されます。
これは、セミの成虫ではなく、地中から掘り起こした幼虫です。

以前は、果樹のセミ被害対策として、長野県園芸試験場でセミの幼虫をカラ揚げにして、缶詰にしたものが作られたこともあります。味は、ピーナッツに似て、香ばしい味です。

「ハチ」は秘密のご馳走

次は、間違いなく美味しい、ハチの幼虫です。

食べ方は、煎(い)るのが一般的ですが、バター炒めも美味しい。また、あらかじめ味付けをしたハチの幼虫を、炊き上がったご飯に放り込んで、蒸すのが、「ハチの子ご飯」です。 味を覚えたら病みつきです。
これは、長野県民「ヒミツの御馳走」です。

ハチの幼虫や蛹(さなぎ)は、釣り餌にも使われて、「食いが良い」といわれます。しかし、海の魚が山のハチの子の味を知る訳でもないので不思議です。
魚は、珍しいものが好きなのか、単に獰猛(どうもう)なだけなのかも知れません。


(昆虫の缶詰(長野県)

「イソメ」は酒に絶品

次は、「イソメ」です。 日本では釣り餌です。
「イソメ」とは、磯に棲むミミズという意味です。
オーストラリアの東にある、フィジー島では、イソメを塩漬けにして、お祝い事の料理に使います。イソメといっても、1メートルもある大物です。

明治時代の南洋諸島探検家の、鈴木経勲(けいくん)もこれを食べています。「塩と磯の香りがして淡白で、ナマコのようだ」として、「酒の肴として絶品だ」と報告しています。

基本的には、日本のイソメも同じだと思いますが、小型だと姿が露骨なので、お勧めはしません。
つづく

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