コラム

 公開日: 2011-08-18  最終更新日: 2014-06-03

虫太郎の伝言板 ⑦

虫の文化史(虫偏の虫)⑦
―人と虫が奏でる文化―

ムシを食べよう①

食虫の勧め

虫には食べると美味しいものが沢山あります。
しかし、残念なことに、小型なことが災いして、食べにくい、調理が大変、安定的な供給が難しい、そして何より姿が露骨といった大きな普及の障害が横たわっています。

たとえ普及の障害があるにせよ、いや、普及していないからこそ、食通を自負する人なら、あえて虫の味を追求すべきではないでしょうか?

かつて、北大路魯山人がサンショウウオや亀など、流通していない食材を試したように・・・。
虫の味を試して見てはどうでしょう。

蜘蛛(クモ)は陸のカニ

美味しさの代表は、なんといっても「蜘蛛」でしょう。クモは間違いなく美味しい食材です。世界のあちこちで食べられていますし、節足動物の中でも一番「カニ」に近いく、形も似ています。美味しくない訳がありません。

姿かたちがブレーキになりますが、一度形と味が脳に刷り込まれてしまえば、クモを見ただけでヨダレ物でしょう。そこまで行くきっかけは、日本にいる限り、まず無いでしょう。

それでも大型の蜘蛛がいる地域や、味の判る食通は好んで食べています。
肉のところだけ「剥(む)き身」にして黙って出せば、カニだと思って舌鼓間違いなしです。
調理方法は、炒めた方が良さそうですが、実は蜘蛛は塩焼きが一番美味しいと言う情報もあります。

イナゴは高級品

さて次は、かつては庶民の味、今は高級品の「イナゴ」です。

今では珍味として高級品で、たまに都会のデパートに並ぶと、100㌘数千円クラスです。

江戸時代は、「イナゴの蒲焼売り」がいて、串に通したイナゴを醤油につけて焼きます。焼き鳥と同じで、子供がおやつとして買いました。
明治時代に大森貝塚を発見したエドワード・モースも、川越でイナゴの佃煮を食べて、「小エビに似た味で美味しい」と書いています。


(高級食品「いなごしぐれ煮」)
つづく

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