コラム

 公開日: 2016-10-07 

★159コーヒーマイスターの知っておきたい珈琲雑学10/7『コーヒーハンター川島良彰氏』

★コーヒーハンター川島良彰氏
皆さんは、『コーヒーハンター』をご存知ですか?
今回はこの世界№1のコーヒーハンターについてお話をしましょう。
珈琲雑学1592
■日本のコーヒー栽培技師の川島 良彰氏は、1999年、マダガスカルに絶滅危惧種のマスカロコフェアを探しに行ったことから「コーヒーハンター」と呼ばれるようになりました。
以降40年以上に渡り、世界50カ国以上のコーヒー農園(2,000以上)を年間100日以上渡り歩き、技術指導をすると共に、新しいコーヒーを探索しています。
コーヒーメーカーUCC上島珈琲の会長であった上島忠雄に見出され、世界各地でUCC上島珈琲の直営農園を開発し、後に生産責任者となり、マダガスカル島でのマスカロコフェアの保護・保全と低カフェインコーヒーの開発をしました。
コーヒーハンターとして世界のコーヒー原産地を飛び回わり、レユニオン島では絶滅したとされていたコーヒーの品種「ブルボン・ポワントゥ」を復活させる。
■2008年に独立し、コーヒー豆は生きた農作物であり「コーヒー豆はフルーツ(果物)」と説き 、現地コーヒー農園の人とともに至宝のコーヒーを目指し、世界屈指のコーヒーハンターとなりました。コーヒー業界ではエルサルバドル留学時代に名付けられた、ホセ(スペイン語: JOSÉ)の愛称で呼ばれています。
■コーヒーの常識を覆した男
珈琲雑学1593
エルサルバドル国立コーヒー研究所に18歳で単身留学、UCC上島珈琲に入社後も世界各地で珈琲農園を開発し、ルイ15世が愛した幻のコーヒー品種「ブルボン・ポワントゥ」21世紀によみがえらせたるなど、精力的に『コーヒーハンター』として活動しています。
独立後も引き続き世界中のコーヒー農園を飛び回わりつつ、コーヒーをワインのように扱った、世界初のコーヒー・セラーを東京につくります。
至宝のコーヒーを目指し続ける、世界ナンバー1『コーヒーハンター』として有名な方です。
●経歴(生い立ち)についてお話しましょう。
1956年、珈琲焙煎卸業(株式会社 コーヒー乃川島)の長男として生まれる。
1968年 - 在日ブラジル大使館に「コーヒー農園で働きたい」と(小学6年生時に)手紙を送付。
1975年 - 静岡聖光学院高等学校卒業。
18歳で、中南米 エルサルバドル国ホセ・シメオン・カニャス大学に留学。エル・サルバドル国立コーヒー研究所入所。
内戦勃発後も同国に残りコーヒーの勉強を続ける。
1981年 - 25歳でUCC上島珈琲株式会社入社
エルサルバドル国立コーヒー研究所に入所してコーヒーの栽培について研究後、当時UCC上島珈琲の会長であった上島忠雄に見出され入社し、世界各地でUCC上島珈琲の直営農園を開発。
ジャマイカに転勤し取締役生産マネージャーとして、UCC Blue Mountain Coffee Companyの設立に携わり、ブルーマウンテン地区で3ヵ所の農園開発・管理・買付け及び他生産国の調査を担当。
1985年 - ジャマイカJAMAICA UCC BLUE MOUNTAIN COFFEE CO.,LTD. 社長に就任。
1989年 - ハワイ北コナ地区に転勤
副社長 兼 現地代表としてUeshima Coffee (UCC Hawaii) Company に携わり、コナコーヒー農園の開発・管理・買付け及び他生産国の調査を担当。
1995年 - インドネシアスマトラ島北スマトラ州ダイリ地区でUCC Lintong Mandheling Coffee Company の立ち上げに生産担当取締役として携わり、マンデリン コーヒー農園開発・管理も担当。
2003年、日本に戻る
UCC上島珈琲株式会社 生産購買本部部長に。
2004年 - UCC上島珈琲株式会社 執行役員 農事調査室室長に。
2007年 - レユニオン島の「ブルボンポワントゥ(BOURBON POINTU)」を復活させる。
2007年 - インド洋に浮かぶフランス海外県レユニオン島の絶滅したとされていた、幻のコーヒー「ブルボンポワントゥ(BOURBON POINTU)」を65年振りの復活を担当。2001年のコーヒー価格の大暴落によるコーヒー生産者の窮状を目の当たりにした経験から、サスティナビリティーに配慮したコーヒーの普及を目指し、日本サステイナブルコーヒー協会を設立し、同協会の理事長に就任。株式会社コーヒーハンターズ設立。代表取締役就任。
UCC完全予約・限定発売のブルボンポワントゥ。100グラム約8000円という破格にも関わらず大人気です。
2007年 - 日本サステイナブルコーヒー協会を設立
48歳で同社の最年少執行役員に就任し、26年間勤めていたUCC上島珈琲を退社。
2008年 - 株式会社 Mi Cafeto(ミ・カフェート)を設立
同社の代表取締役に就任。味の劣化を防ぐため空輸で運び、即座に500グラムずつ真空密封し、18度を保つセラーで品質を維持、焙煎後は鮮度を保ちアロマを閉じ込めるシャンパンボトルで提供する究極のコーヒー『Grand Cru Cafe(グラン クリュ カフェ)』を販売開始。「コーヒーセラーオーナーズ」という年間契約で数十万というオーナー制度があり、石原良純など数多くの著名人が顧客に。
2009年 - 日本航空株式会社(JAL)国内線JALファーストクラス『Grand Cru Cafe(グラン クリュ カフェ)』導入。「美食の王様」来栖けいのレストラン「ecurer(エキュレ)」『Grand Cru Cafe(グラン クリュ カフェ)』導入。
2010年 - DVD『コーヒー栽培の基本 アラビカ篇』監修。
2011年、元麻布カフェ「Mi Cafeto(ミ・カフェート)」をオープン。
2011年、元麻布カフェ「Mi Cafeto(ミ・カフェート)」をオープン。
2011年 - 「ロイヤル クラウン ダービー」のポットでコーヒーをサービスする、元麻布カフェ「Mi Cafeto(ミ・カフェート)」(港区元麻布3丁目)をオープン。新たに、日本航空株式会社(JAL)国内線・国際線の全路線・全クラス(国内線 約1,000万杯、国際線 約500万杯)のコーヒーをプロデュース。JR 東日本東京駅地下1階グランスタ内(ドリップマニアグランスタ店)でハンドドリップ コーヒーをプロデュース。
コーヒーのサスティナブルなサプライチェーンの確率
■川島良彰氏の名言
◎『もしコーヒーで生きていけないとなったら、自分の人生なんて本当にただ息をしているだけだな』
◎『コーヒー豆はフルーツ(果物)です!』
30数年間世界中のコーヒー農園(2,000以上)を渡り歩き、コーヒー豆は生きた農作物であることを生活として知っているから、川島さんは「コーヒー豆はフルーツ(果物)です!」と言い切れるのでしょうね。
川島さんは「最高にうまいコーヒー豆」を調達したあかつきには、大きな勝負に出ようとしていた。
それは、「ニッポンのコーヒーを変える」と言っても過言ではない、挑戦だと語っています。
珈琲雑学1591
川島さんと私が出会ったのは、10年前に築地本願寺でお坊さんがウエイターをするという、仮設のカフェを敷地内に設けて、イベントカフェをしたことがありました。
その時ゲストでお呼びしたのが、川島さんで、まだコーヒーハンターとして有名になりかけた時でした。お話がうまくて引き込まれる思いをしたのを覚えています。
その後、JALのファーストクラスで飲めるらしいことを、友人から聞きました。
川島さんのコーヒーは豆をシャンペンボトルに入れて、一瓶一万円もしたもので、知人から一杯だけご馳走してもらったことがあります。
今では雲の上の方になってしまって・・・、寂しいのですが。今後のご活躍を期待しています。因みに同い年なのです!!!
ではまた

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COFFEEカルチャーIKEDA

池田修

鳥取県鳥取市布勢339―3 [地図]
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