左官職人を育て、住まいづくりに技術・技能を提供するプロ
プロTOP:藤原陽吉プロのご紹介
技術者の育成は私の使命(1/3)

親代わりとなって技と人間性を磨く
「かつては石見地方の左官職人が全国で活躍していた。すばらしい鏝(こて)絵もたくさん残っています。この技術を後世に伝えていくことこそが私の使命です」と熱っぽく語るのは松江市竹矢町、株式会社藤原技研工業の代表取締役社長藤原陽吉さん。創業時から毎年、1人から2人の新規雇用を続け、これまでに58人の技術者を育ててきました。同社の確かな技術は業界でも知られた存在です。
若者を自宅で預かり、親代わりとなって腕と人間性を磨くのが「藤原流」。順調な足跡の若者ばかりではありません。問題を起こし、行き場を失った若者も引き受けます。「これまでの友人関係を整理できるかどうかが一つの山ですね。時には厳しい意見を言うこともあります」。新人たちは、技術を身につけ黙々と仕事に励む先輩の姿を見て変わっていくといいます。日常の声掛けも、若者たちの心をほぐします。
藤原さんは技能五輪や技能グランプリへの出場も奨励しています。これまでに金メダル1、銀メダル3など多数の入賞歴を誇り、日本代表として技能五輪世界大会に出場し8位入賞した技術者もいます。
「全国の左官職人の平均年齢は60歳を超えました。優れた建造物など国の宝を守っていくためにも、技術者の育成は私の使命だと思っています」。
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