コラム

 公開日: 2017-04-15 

そもそも・・屋根・外壁塗装はなぜ必要か?塗装をする目的は何か??

 日頃からのご愛顧ありがとうございます。外壁診断士の加藤です。前回は、屋根外壁塗装リフォームを検討するにあたっての重要事項であります「塗料の種類」についてご報告させていただきました。今回は、そもそもの根本邸な問題でございます「外壁塗装はなぜ必要か?する目的は何か?」についてご説明させていただきます。

マイホームの定期点検時やセールスマンから「外壁が劣化しているのでそろそろ塗り替えを検討したほうが良いですよ」と言われたり、まわりの家も塗り替えをしており、「うちも塗り替えをしたほうが良いのかな?」と思っている方もいるのではないでしょうか。「本当に塗り替えは必要なのか?」「できればしたくない」と思っている方もいるでしょう。
そんな方のために、住宅の塗り替えの必要性とそのタイミングについて紹介していきます。

★外壁塗装の目的は「保護」!住宅の塗り替えは必要

新築時から7~10年を経過すると、外壁の汚れや劣化が出始めてきます。どのような素材でも、タイミングの違いはありますが塗り替えは必要です。住宅の塗り替えの必要性について詳しくご紹介します。

①外壁塗装の本来の目的は「保護」
塗装の時期って・・

「塗装」というと、多くの人が見た目をきれいにする為(美観を保つ)行うとお考えの方が多くいらっしゃいます。もちろん「美観維持」も重要な目的です。しかし、本来の目的は美観を保つことではなく、大切なお住まいを長く守る(建物を保護する)ことです。建物を塗膜(塗料が固まったもの、塗料の膜)によって防水し、寿命を伸ばしてあげる必要があるのです。建物は、毎日雨や紫外線を浴びているため、塗膜は日々劣化していきます。それを塗り替えもせずに放置すると、雨漏りを引き起こしたり下地の柱を腐らせてしまうことにつながる可能性があります。

分かりやすく例えると、私たち人間の「皮膚」です。外壁は特に夏は紫外線が強く、日焼け止めクリームを塗らないと日に焼けてしまったりシミができたりと様々なトラブルを引き起こしてしまいます。家も皮膚と同じで、塗装で守ってあげることが重要になります。

①-1塗膜には寿命があるので塗り替えが必要
建物を守ってくれている「塗膜」には寿命があります。新築時に使用されている塗料で5~7年程度、塗り替え時に使用されている塗料でも10年程だと一般的には言われています。先程 記述しましたように、長い間紫外線などの外的要因にさらされることで塗膜は劣化していきます。日本の住宅の平均寿命はおよそ30年と言われていますが、その間塗り替えをしないままだと塗膜が劣化し、外壁材などが直接雨や紫外線を受けてしまうことになります。大切なお住まいを守っていくためには、住宅の建て替えまでに2~3回塗り替えをすることが必要となってきます。



②塗り替え時期の目安を知ろう
 では、塗り替えが必要とはいえ、どれくらいのタイミングで必要なのでしょうか?塗り替えの目安となるものをご紹介します。
②-1. 築10年が最初の目安
 一般的に戸建住宅は、新築時から10~15年で塗り替えが必要とされています。しかし、10年経過した頃には劣化症状が見られていることが多いため、理想を言えば 住まいを長持ちさせるためには7~10年ごとの塗り替えが最適です。また、紫外線を浴びやすい南面と浴びづらい北面では劣化の進行度が異なります。築8年を迎えた頃から、外壁を意識してチェックされる事をお勧めいたします。
②-2.塗膜の劣化順序
塗膜は以下のような順序で劣化していく場合ば多いです。
①艶がなくなってくる
最初は光沢があるようにつやつやしていますが、だんだん艶がなくなっていきます
②色が変色してくる
外壁の色の彩度が落ち、くすんだような色になってきます

塗膜劣化
③外壁の表面を触ると白い粉がつく
塗膜が劣化し防水性が切れたサインです。この現象をチョーキング現象といいます。

チョーキング・・
④藻・苔ができてくる
塗膜が劣化し防水性が切れることで、水分を含みやすくなり藻や苔が発生します。

外壁の天敵・・カビ
⑤ひび割れの発生
窓の四隅や外壁の角に発生しやすいです。

外壁のヒビ
⑥塗膜のはがれ、膨れ
劣化によって付着力が低下し発生します。ここまでくると外壁を保護する機能がない状態といえます。

塗膜の剥離

塗り替えのタイミングとしては、③や④の段階でするのが最適な時期です。⑥の段階になると、下地の補修等も必要になり塗り替え以外の費用も発生してくるので、遅くても⑤の段階で塗り替えをするようにしましょう。



③まずはセルフチェックを!
塗装が必要かどうか判断するためには、プロの診断士にお住まいの診断をしてもらうことがいちばんですが、自分で簡単にできるチェックポイントがあるのでご紹介します。
・壁を触ると白い粉がつく
・藻や苔ができている
・ひび割れがある
・シーリングが割れている
・塗膜が剥がれてきている
・塗膜が膨れている

あてはまるものがあった場合、自分で補修が出来る範囲なら補修する、もしくは早めに専門の知識を持った業者さんに相談してみましょう。

★まとめ★
屋根外壁塗装リフォームを行うことで、大切な家を美しく保つだけでなく、毎日紫外線や雨から建物守ることが可能です。ですが、塗膜の寿命は永遠ではありませんので、定期的な塗り替えを行い大切なお住まいを長持ちさせましょう。


以上
「外壁塗装はなぜ必要か?する目的は何か?」について説明をさせていただきました。次回は、更に具体的な内容で「外壁の補修が必要な劣化の症状」についてご説明させていただきます!乱文に最後までお付き合いをいただき ありがとうございました。


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